ベーシック認証とは、ドメインにパスワードをかけられる仕組みです。
URLにアクセスすると、IDとパスワードを求められます。
こうした仕組みも簡単に作ることができるんですね。
まず、ベーシック認証をかけるには2つのファイルが必要です。
.htaccessと.htpasswdです。
この2つのファイルを設定し、アップロードすることで、パスワードがかけられます。
では、実際の流れを順番にご説明させていただきます。
まずこちらから、htpaccess.txtとhtpassword.txtというファイルを一式ダウンロードしてください。
サイトにアクセスしたら、中盤にあるダウンロードボタンを押してください。
すると、htaccess.txtとhtpasswd.txtがダウンロードできます。
ダウンロードしたら、まず、htaccessファイルを開きましょう。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/1b803de949424ea364cd18156854bc5e-1024x215.png)
ここで書き換える必要があるのは「フルパス」の部分です。
フルパスとは、サーバーの根本から見たファイルの位置のことを意味します。
ただ、フルパスはどうやって確認すれば良いのでしょうか。
それには、フルパスを調べるソースコードがあります。
<?php echo __FILE__; ?>
このソースコードをphpファイルに書き込んでください。
そして、サーバーにアップし、直接アクセスしてみます。
するとフルパスが表示されるはずです。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/scs11-e1548494703357.png)
上記のように表示されるのではないでしょうか。
このフルパスをコピーして、htaccessに貼り付けます。
最後のsample.phpは「.htpasswd」に変更してください。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/7303d92380812d10b5af6a312b43255d-1024x277.png)
ここで一旦、保存してください。
次に、htpasswdを開きましょう。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/fbcace0efe5195a311c4aae6a5e7f186-1024x323.png)
ここに書いてあるのは、IDと暗号化されたパスワードです。
コロンを挟んで左がID、右がパスワードになります。
IDはそのまま、自由なIDを記入してください。
パスワードは暗号化して、貼り付ける必要があります。
では、一体どうやってパスワードを暗号化するのでしょうか。
そのためには、こちらのサイトにアクセスしてください。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/32e05623a6c9d4dd30b06287aab31565-1024x692.png)
指定された通り、IDとパスワードを入力して「生成」ボタンを押します。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/28a15a6f52c25428ac6c37964f05c7d7-1024x632.png)
すると、広告を挟んだすぐ下に、文字列が現れます。
この文字列をコピーしましょう。
コピーしたら、htpasswd.txtに貼り付けます。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/5f6f2899b2a0376e8df0490cb8369a3e-1024x286.png)
あとは、htaccess.txtとhtpasswd.txtをアップロードしてください。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/scs17-e1548496517343.png)
そして、ファイル名を.htaccessと.htpasswdに変更します。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/scs18.png)
これで、ベーシック認証の設定は完了です。
では、さっそくアクセスしてみましょう。
![](https://base91.net/wp-content/uploads/2019/01/scs19-e1548497056540.png)
このようにIDとパスワードを求められるようになりました。
正しいIDとパスワードを入力すれば、WEBサイトが見られるようになります。
これで、外部からテスト環境にアクセスされることはなくなりました。