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納品して請求書を出そう

ディレクション|2019年02月19日

2019年02月19日
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コーディングが完了したら、いよいよ納品です。

納品は形式はデータを納品する場合と、公開して納品する場合があります。
データ納品の場合は、一式データを送れば納品となるでしょう。
ただ、公開するとはどうすれば良いのでしょうか。

公開とは、URLにアクセスすれば、WEBサイトが閲覧できる状態にすることです。
この状態にするためには、サーバーとドメインを手に入れなければなりません。
公開の具体的な方法については、下記にまとめましたのでご覧ください。

WEBサイトをインターネット上に公開する方法
https://startout.work/single_pc_web.php?id=1831&cat=knowledge

先方によっては、すでにサーバーとドメインを持っている場合もあります。
持っている場合は、あらためて借りる必要はありません。

また、基本的にサーバー代とドメイン代は、先方持ちです。
作る側が支払うことはありません。
請求する際に、サーバーとドメイン代金も合わせて請求しましょう。

もしくは、先方との打ち合わせの際に、契約してもらうのもOKです。
先方の契約を横から指示していく形で契約してもらいましょう。

ひとまず、納品の許可をもらったら、請求書を発行して完了となります。

でも、請求書ってどう作れば良いの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
基本的には見積もりと似たようなフォーマットで大丈夫です。

下記がサンプルとなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

類似のフォーマットもこちらからダウンロード可能です。
ぜひ、改良して使ってみてくださいね。

見積もりの時とほぼ同じですが、ポイントは支払い期限を追記しているところです。
請求書の下部にいつまでに支払って欲しいのか、明記しておきましょう。

もちろん、振込先口座の記入もお忘れなく。

アフターケアはどこまでやるべきか?

納品後、アフターケアとして作業を依頼されることは多々あります。
ただ、全ての依頼を受けていては、キリがありません。
どこからどこまで受けるのか、という線引きが必要です。
基本的に受ける受けないの基準は下記のようになるでしょう。

  • 最初に予定していた機能でミスやバグがあった場合は受ける
  • 予定していなかった機能やページの追加であれば再見積もり

最初に提出した資料を見返すタイミングが、ここでも来ます。

一体今回のプロジェクトでは、何を作る予定でいたのか。
そして、どこまで何をやる予定でいたのか。
最初に決めたことをエビデンスとして作る項目と作らない項目を決めましょう。

もし、要求が多いようなら、改めて資料にまとめてください。
何をすれば納品なのか、一旦資料で打ち合わせをし、決定してから作業します。

時々、出来上がった時に、後出しの要求をしてくるクライアントがいます。
後出し要求にひたすら答えていては、いつまでも仕事は終わりません。

だからこそ、一旦、やることを改めて資料にまとめてください。
それが終わったら納品になると、明確に決める必要があるのです。

残念ですが、こうした面倒なクライアントは年に1回はあります。
どう話をまとめていくかがディレクターの腕の見せ所でもあります。

YESと引き受けるだけでなく、一旦線引きを決めていきましょう。
首を縦に振り続けるYESマンは「無能」なディレクターです。
しっかり線引きをして合意の上で、作業に入ってください。

そして、あまりにも面倒なクライアントであった場合。
仕事が終わった瞬間に、二度と依頼を受けないようにしましょう。

残念ながら支払ってもらえない時の対応

こうして無事、納品を終えた後も、予定日に入金が無い時もあります。
入金が無い場合は、メールや電話で追う他ありません。

60万円以下の金額であれば、法的措置に出ることも可能でしょう。
2万円程度で少額訴訟を起こすこともできます。

万が一、その訴訟に相手が出席しない場合は勝訴となります。
差し押さえ請求が可能となり、相手の銀行口座から差し押さえ可能になります。

しかし、差し押さえできるのは、相手の銀行口座をしっている場合です。
もし銀行口座を知らなければ、住所等から物品の差し押さえが可能になります。

また、債権回収会社に依頼することもできます。
何やら怖い印象のある債権回収会社ですが、こういう時に使うんですね。
正直、支払わない方が悪いので、手数料はかかりますが、依頼してみましょう。

あとは、請求書に未払い保証を付帯できるサービスを使うことです。
たとえばMisocaというサービスは請求書に未払い保証をつけられます。
詳しくはこちらを確認してみてください。

ただ、はっきり言って腹ただしいのは未払いであることです。
保証されて相手が支払いを避けたら、完全に未払いの勝利です。
そんなことを許してはなりません。
相手をこれ以上つけあがらせないためにも、必ず回収しましょう。

基本は電話とメールでなんとかなるケースが多いです。
大抵の場合は、遅れても払ってくれるでしょう。

また、何よりも事前に相手が信頼できる会社か選ぶことが重要です。
最初に相手の住所や銀行口座を確認し、活動していることを確認してください。
そして、会社の評判をネットで調べ、信頼できるか調べてください。

未払いは、信頼できない人や会社と仕事をするから起こるのです。
あらかじめ、信頼できるという裏付けの元に、仕事を始めましょう。

今後、仕事の仕方はスタートアップ式に変わっていく

ここまで、基本的なWEBディレクションの方法をお伝えしてきました。

ただ、今は社会が大きく変化していく時代です。
当然ですが仕事の仕方も、どんどん変わっていきます。

では、どんな風に仕事の仕方が変わっていくのでしょうか。

今、社会の進化は異常に早くなっています。
今日まで常識だったことが、一週間後には変わっているかもしれません。
だからこそ、よりスピード感を持って、事業を進めていく必要があるのです。

WEB制作も一緒です。

より高速で、結果の出るWEBサイトを作っていく必要があるのです。
では、どうすれば高速で結果の出るWEBサイトを作り出せるのでしょうか。

答えは、どんどん試すことです。

身内の議論で想像上の結果を狙うのでは遠回りになります。
実際に試し続けることでしか、リアルな結果は返ってきません。

試したデータを元に「こうすれば結果が出るのではないか」と仮説を立てること。
そして、どんどん試して、失敗と成功を繰り返すこと。
これこそ、高速で結果の出るWEBサイトを作る方法なのです。

ということは、今までのどこまで作っていくらもらう、という方法ではダメです。
ずっと仮説検証と改善をし続けられるような体制を作らなければなりません。

当然、見積もりではなく月額制の契約にもなるでしょう。
今後はスポットではなく、結果が出るまでやり続けるコンサルのような形式になるはずです。

WEB制作のあり方は、今後、どんどん変わっていきます。
その時代に乗り遅れないように今から意識して置くと良いかもしれませんね。

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ウエヤマ ショウタ

WEB制作 ✕ 事業づくり学習サービス「STARTOUT」|事業づくり実践学習サービス「WAREHOUSE」|教えない学校、IT留学シェアハウス「WORKROOM」|以上3つ運営してます。近々、上記の成果を束ねて、クリエイターと起業家が生まれ、事業が生み出され続ける町を作る人。ベルリンのホルツマルクトはロールモデル。

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