if文は、どんな言語でも使われるソースコードです。
「もし〜ならば、〜を実行する」というように、条件分岐を可能にします。
実は、どの言語でも、if文の書き方はほとんど一緒です。
phpの前にJavaScriptをやった人なら分かると思いますが、ほとんど差はありません。
わずかに書き方が異なるだけです。
JavaScriptのif文
https://startout.work/single_pc_web.php?id=662&cat=jquery
このように、プログラミング言語の一定部分は、共通しているのです。
よく「1つの言語をマスターすれば、他の言語もマスター出来る」と言われます。
それは、根本的にどんな言語でも基本的な書き方は似ているからです。
ですので、もしプログラミングを覚えたいのであれば、まず1つの言語を覚えましょう。
すると、自動的に他の言語に関しても理解しやすくなります。
では、ミッションをはじめていきましょう。
ミッションの内容
今回のミッションはifによる条件分岐です。
変数に数字を入れて、それが5以下か6以上なのかを判別してみましょう。
下記のファイルを再現してみてください。
まず、ソースコードの解説を読み、自分自信で実装してみてください。
どうしても分からない場合は回答ファイルを参考にしましょう。
ソースコードの説明を下記に記載します。
まず一通り目を通して、同時に自分のエディタで試してみてください。
ソースコードの解説
下記がphpソースコードです。
<?php
//変数にデータを入れます。
$data = 5;
//もし$dataの中身が5以下(5含む)数字であれば、
if($data <= 5){
//データは5以下です。を出力します。
echo "データは5以下です。";
}else{
//もし5以上(5含まない)数字であれば「データは6以上です」を出力します。
echo "データは6以上です。";
};
?>
変数に入っている数字を見比べます。
5以下と6以上で、出力する文字を変えます。
1つずつ、説明していきます。
まず、変数に数字を入れましょう。
<?php
$data = 5;
?>
これで、変数の中に5が入りました。
次は$dataの中をif文で見て、5以下か6以上かを判別します。
<?php
if($data <= 5){
echo "データは5以下です。";
}else{
echo "データは6以上です。";
};
?>
ifの横にある括弧を見てください。
$data <= 5 と書いてあり、ここで5以下か6以上かを判別しています。
判別に使う <= は、比較演算子と言います。
この比較演算子は「左辺が右辺以下であれば」という意味です。
比較演算子には他にもたくさんの種類があります。
== になると「左辺と右辺が同じだったら」になります。
!== だと「左辺と右辺が異なったら」という意味になります。
より比較演算子の種類が知りたい方は、下記を確認してみてください。
比較演算子が一覧として掲載されています。
そして「else」は「条件に当てはまらなかった場合」に出力するエリアです。
今回は、$dataが5より大きければelseの処理が実行されます。
また、if文はelseifを使うことで、さらに細かい条件分岐が可能です。
<?php
if($data <= 5){
echo "データは5以下です。";
}elseif($data <= 7){
echo "データは7以下です。";
}else{
echo "データは8以上です。";
};
?>
上記の場合であれば、まず$dataが5以下かどうかを判別します。
5以下であれば「データは5以下です」と出力されます。
一方で、5以上の時は次のelseifに進みます。
elseifでは、7以下の時に、データは7以下ですと出力されます。
もしどれにも当てはまらなかった場合に8以上です、と出力されます。
細かい分岐を使いこなすことで条件分岐のバリエーションも増えます。
頻繁に使いますので、ぜひ繰り返し、練習してみてください。