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日本がもう一回すごくなるためのロードマップ

STARTOUT BLOG|2019年12月01日

2019年12月01日
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日本は高齢化社会で、人口もどんどん減少しています。
それはもう事実で、人口が減ることで国としての価値も減っていくでしょう。
衰退モードの中、日本の今後は闇だと考えている方もいるではないでしょうか。

実際それはそうなのです。
しかし、実はまだ日本が復活できる可能性はありますし、当分大丈夫です。

なぜなら、今後は「ハードウェア」に注目が集まってくるからなのです。

今まで、社会は「ソフトウェア」によって進化してきました。
WEBサービスやアプリ、それらを扱うプラットフォーム。
それはすべて、形のないものです。
テーブルや机、スマートフォン自体のように、物として存在しているわけではありません。
ソフトウェアの領域で、ことごとく日本は敗北し続けてきたのです。

これからはハードウェアの時代に

ところがハードウェアはどうでしょうか。
エレベーター、車、トイレ、エアコン、テレビ、冷蔵庫。
こうしたハードウェアに関しては、未だ日本のシェアは巨大です。

そして、今後はハードウェアに注目が集まってきます。

ソフトウェアが進化してくれば、それを活用するハードウェアが進化するのです。
ロボットを動かすAIが進化すれば、その力を活用できる体が必要になります。
ソフトウェアはハードウェアを活用することで、さらに成長するでしょう。
これこそ、今後はハードウェアに注目が集まると言われている所以です。

では、ハードウェアに注目が集まると、何が起きるでしょうか。

活きてくるのが、日本企業です。

日本企業は今まで、ハードウェアで成長してきました。
ソフトウェアは、超高速で未完成でもリリースして、現場で成長していくことが重要視されます。
ところがハードウェアは、リリースされた時点で、完成度が高い必要があります。
開発コストもかかれば、量産コストもかかるのです。

また、IoTを中心とした複雑な機械であれば、頻繁に故障しているわけにもいきません。
スマートフォンのように、プラットフォームとしての価値もあります。
ある程度長く使えなければソフトウェアを使うどころでは無いでしょう。
ハードウェアとソフトウェアでは、開発手法も若干異なってくるのです。

完璧主義がハードウェアを活かす

日本の完璧主義な働き方は、ソフトウェアに向いていませんでした。
ざっくり作って早々とリリースして後から調整しながらアップデート。
それは、日本の「仕事の仕方」がなかなか許さないものだったのです。
正直、様々な人とプロダクトを作っていると、顕著にその性質を感じ取れます。

作っても、細かいところが気になって、リリースできない。
今のままでは、満足してもらえないように感じてしまう。
だからついつい手を重ねて作り込んでいく。

それは、ソフトウェアやプロトタイプ、PoCレベルの話であれば致命傷です。
スピードを消し、売れる可能性を自ら捨て去る行為です。

ところがハードウェアをリリースしていく際は、異なります。
先程も言った通りある程度の完成度が求められているのです。
完璧主義の性質において、世界で右に出るものは正直存在しません。

技術そのものというより経験や知識、知見

これは決して、技術だけの話をしているのではありません。
技術自体は、ある程度自動化されますので、大きな問題にはならないでしょう。

注目すべきなのは、そうした完成度の高いハードウェアを作るノウハウ全般。
知識、知見、経験を大企業が持っている、ということなのです。

まず、大企業を中心として、ハードウェアを作り出すノウハウそのものが求められてきます。
結果的にそれは、改めて日本にハードウェアづくりのニーズを取り返してくる鍵でもあります。
建築などを見ても、結局、世界中の施工を日本企業がやっていたりしますね。
ハード面に対する需要が途絶えることは当分ありません。

また、もう1つ大事なのが「ハードウェア」の流通経路を持っているということです。
日本車は未だに世界中で購入され、使われていますよね。
すでに日本はハードウェアを売る流通網からノウハウまで、大企業中心に保持しているのです。

では、いざ世界にハードウェアを販売しようとなった時、何が起こるでしょうか。
すでに構築されたハードウェア拡散の販路や仕組みに、改めて世界が注目する流れが生まれます。
大企業が流通の仕組み自体を、世界にサービスとして提供できれば。
改めて可能性が生まれるでしょう。

中国との連携も鍵になる

こうした状況の中、ハードウェア大国の中国について考える必要があります。
中国、特に深センは、ハードウェアを軸としていく日本にとって、大きな価値があるでしょう。
なぜなら、深センはハードウェアのシリコンバレーと呼ばれ、その「速度」が桁違いです。

例えば、プロトタイプを作ってくれと言えば、一個単位から凄まじい速度で作ってくれます。
これまでは最低でも2,000個からであったり、大きなロット数が必要でした。

ところが、深センでは1個単位から作り出せるので、実証実験をしやすいのです。
ポイントはここで、手軽に簡単に安く1個単位から作り出せるので、仮説検証がしやすいこと。
ハードウェアと言えども、試作品を作って試すことは大事です。

こうしたケースの場合、自前で開発手段を持っていなくても、深センであれば作れるのです。
今後ハードウェアが進化するにあたって、日本と上手くパートナーシップを結べます。

ハードウェアに対する注目。
そして日本の大企業が持つハードウェア開発の知識、知見、および流通。
中国でのPoCやプロトタイプテスト、生産。
ハードウェアの未来にこそ、日本が今後復活する鍵があるとされています。
ハードウェアでも掴めなければ、なかなか難しい状況になるでしょうけどね。

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ウエヤマ ショウタ

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