テスト環境とは、本番に反映させる前にテストする環境のことです。
WEBサービスやWEBサイトを、いきなり本番に反映させるのは危険です。
もしかしたら、何かバグがあるかもしれません。
そこで、まずテスト環境でテストを行います。
もしテスト環境で問題なければ、本番に反映させるのです。
では、テスト環境は、どうやって作れば良いのでしょうか。
テスト環境を作るには、まずサブドメインが必要になります。
サブドメインとは、ドメインを「区分け」したものです。
例えばstartout.workというドメインがあったとします。
ドメインは、1つ前に任意の英数字をつなげることが出来るんですね。
実際に作ってみると、下記のようになります。
test.startout.work
この「test」の部分が任意できめられます。
なお、改めて追加料金が発生することはありません。
サブドメインには、サーバーの中でフォルダが割当られます。
サブドメインを通じて、フォルダにアクセス出来るようになります。
このフォルダこそ、テスト環境になるのです。
では、サブドメインとは、どうやって作るのでしょうか。
サブドメインはサーバーの管理画面から作ることができます。
ドメインの管理画面ではなく、サーバーの管理画面です。
エックスサーバーやヘテムルなど、サーバー側で決められます。
試しに、エックスサーバーで作ってみましょう。
まず、エックスサーバーを開くと下記のような画面になります。
サブドメインを作るには、右上の「サブドメイン設定」を押しましょう。
すると、今管理しているドメインの一覧が表示されます。
次に、サブドメインを作りたいドメインの「選択する」を押しましょう。
もし、何もサブドメインがなければ、このような画面になります。
タブの「サブドメイン設定追加」を押しましょう。
すると、サブドメインを入力するフォームが現れます。
ここで、任意の文字列を入れてください。
文字列を入れたら「確認画面へ進む」を押します。
確認画面が現れますので「追加する」を押しましょう。
これで、サブドメインが追加されました。
ちなみにサーバーの中にFTPソフトで入ってみると、
testというフォルダが現れ、ここがサブドメインのフォルダとなります。
あとは、この中に全ファイルをコピーしてください。
上記がファイルコピー後の、フォルダ内です。
これで、一通り、テスト環境は出来ました。
テスト環境が出来たら、テスト環境で確認してから本番にアップしてください。
テストの習慣をつけることで、本番に致命的なエラーを出すことを避けられます。
また、サブドメインを作る方法は、サーバーごとに若干異なります。
ご自身の契約されたサーバーに沿って、進めてみてください。