基本的にブログには、サイト内検索機能があります。
現状、STARTOUTのブログにも、検索機能があります。
現状、STARTOUTには検索するほどの記事数はありません。
記事数が少なければ、検索はあまり必要ないでしょう。
しかし、記事数が増えてくると、目的の記事を見つけるのが難しくなります。
そこで、キーワードから検索できる機能が役に立ってきます。
検索機能というと、難しい印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
難解なソースコードを書くイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。
しかし、そこはWordPressですので、ご安心ください。
なんと数行のソースコードを追加するだけで、検索機能が完成します。
下記のタグを検索ボックスを表示させたい位置に埋め込んでみてください。
<form role="search" method="get" action="/">
<input type="text" name="s" placeholder="キーワード検索" />
<button>検索</button>
</form>
基本的に、こちらのタグを埋め込むだけで、検索ボックスは実装できます。
ただ、もう1つだけ作業があります。
カテゴリーページやタグページでは、表示の基本となるファイルを作る必要がありました。
category.phpやtag.phpですね。
検索結果ページもまた同じです。
category.phpやtag.phpのように、土台となるファイルを作らなければなりません。
それが「search.php」です。
基本的にソースコードの内容は、category.phpと、ほぼ同じで大丈夫です。
シンプルに、記事のループを作っておきましょう。
修正するとしても、見出しなどを変える程度でしょうか。
もちろん、自分でカスタマイズしたい場合は、自由に修正することができます。
また、もしsearch.phpが存在しない場合は代用としてcategory.phpが使われます。
いずれかのファイルがあれば、検索をかけると、該当した記事が表示されるはずです。
検索範囲を自由に変更できるプラグイン
ただ1つ、WordPressの検索機能には弱点があります。
検索するキーワードが、一部のデータしか参照できないことです。
たとえば、初期の状態ではタイトルしか検索ワードに引っかかりません。
さらに、WordPressは、もっとカスタマイズすれば、管理画面に入力項目を増やすことも可能です。
しかし、入力項目を追加した場合、追加したエリアの語句が検索対象にならない時もあるのです。
そこで、検索範囲を細かく設定できるプラグインを導入します。
Search Everythingと呼ばれるプラグインです。
デフォルトの機能で補っていない範囲をプラグインで補えます。
プラグインでの拡張こそ、WordPressの良いところですね。
プラグインを使うことで細かく検索エリアを設定することが可能になります。
プラグインを有効化すると、設定 > search Everything の項目が現れます。
その中にある「チェックボックス」にチェックを入れるだけです。
検索対象となる語句を検索結果でハイライトしてくれる機能もあります。
これで自由に検索ボックスを導入使えるようになりました。
ユーザーの利便性もだいぶ向上したのではないでしょうか。